中近東編
「キリストの奇跡のワインを求め、イスラエルへ」
聖書にも登場する、イエス・キリストの数々の奇跡、それは、水をワインに変えてしまったという、うそのような聖書に書いてある事件を知り、今日でも奇跡のワインが造られている事を確認するため、いざ宗教の問題で緊迫したイスラエルに飛んだ
<イスラエルまでの道のり>
1997年4月21日
ロシア・アエロフロート航空、型の古いエアバス310型機に乗り込みモスクワへ(10時間)、そこからさらに飛行機を乗り換えトルコのイスタンブールへ夕方到着、イスタンブールで一夜過ごし、翌朝イスラエルのテルアビブに到着、2日をかけた気の遠くなるような長旅である
イエスの奇跡、聖フランチェスコ教会の壁画
目的地
カナ村・聖フランチェスコ教会 (キリストが奇跡を起こしたワイン壷をもとめ)
テルアビブ (宗教の儀式にかかせない、ミサのワインを造るカルメルワイナリーをもとめ)
ゴラン高原 (地雷の埋まる地での葡萄栽培とワイン造りを視察)
ユダヤ、キリスト、イスラムの異なる宗教、多くの異なる人種が入り乱れるイスラエル、多くの宗教問題で昔から血を流す戦いが行われてきたこの聖地、これらの原因は異なる宗教の神のいたずらだろうか?街の若者達はライフルを肩に掛け常に緊迫した環境にあるイスラエルを体験し言いたいことが一つだけあった。“
本当に世界で飲まれているワインが、神からの贈り物だとしたのならば、キリストのイエス、イスラムのムハメッド、ユダヤのヤハウェに言いたい、みんなで楽しく飲もうではないか、ぼくのおごりだ!!! “そしたら、必ず中東は平和になる。”
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