ボジョレー
(ボジョレーでのワイン造り体験記)
ボジョレーとは、何の複雑さもなく,誰にでも喜ばれる赤ワイン、ぶどうの味が残り、コクはあまりなく,アルコール分は適度、ちよっと飲みすぎる傾向がある。誰もボジョレーの正確な産地を問題にしたりしない。飾り気のないボジョレーに魅せられ、ボジョレー北部、モルゴン村のぶどう栽培農家に泊まり込みワイン造りを働きながら学んでみた。僕の経験から、ボジョレーのすばらしさを味わっていただけば光栄です。
お世話になったぶどう農家
モルゴン村・ジャン・フォワイヤード家
滞在期間 二ヶ月と少し
ジャンさんとの出会い
モルゴン村の酒場
仕事の内容
ぶどう摘み・ワイン造り・瓶詰め作業
給料手当て 一日・約4000円
ワーキング・ヴィザ なし
困った事 言葉の壁(フランス語)
つらかった出来事 中腰でのぶどう摘み
滞在中飲んだワインの本数 約80本 中世から伝わる振り子式ぶどう圧搾器
ボジョレー地方モルゴン村への行き方
フランス,パリ南部にあるガール・ドゥ・リヨン駅から特級電車に乗りフランス第2の都市リヨンの北、マコン(Macon)で下車、そして、各駅電車に乗り換えぶどう畑を揺られること40分、無人駅の幅広い駅ベルヴィル(Bellvill)で下車、ベルヴィル駅からぶどう畑を歩いて2時間の道のり、
駅前には、タクシーはなく、バスも少ないので、絶対にヒッチハイクがお勧め!!
フランスのヒッチハイク事情
フランスの田舎での旅の交通手段としては、バス,タクシーは非常に少なく2〜3時間待たされる事はよく起こる。そこで、フランスの旅でヒッチハイクほど便利な交通手段はない。ここで皆さんに,ヒッチハイクのし方を伝授しよう。まず,左手を腰に当て,右手の親指を空に突き出すように向け、笑顔で運転手にウインクをする。これで50%の車は止まってくれ、運がよければ目的地まで運んでくれる。
それでもだめなら、右手にボジョレーのワインを持ち、笑顔で運転手に呼びかける。これは確立が高く80%の車が止まってくれる。最後に100%ヒッチハイクが成功する方法があるがこれは教える事が出来ません。最後にエチケットとして日本の小物や日本の硬貨などをプレゼントしよう。これは本当に喜ばれる。
そして日本人の印象を良くする見えないメリットがある。
アドバイス ますや ジュンロウ