オクトーバー・フェスト
2000
<2000年9月29日>快晴のミューヘン
世界最大のビール祭り会場に、トレードマークのマスヤ酒店の半てんと坊主頭にサングラス、世界中から6万5000人以上の酔っ払いが参加した、20世紀最後のビールの祭典オクトーバーフェスト会場(テレージエンヴィーゼ)の正面門に立つ勇気あるサムライ・ドランカー日本人“ジュンロウ”。
このビールの祭典は、ものすごい観光客でにぎわうが、まわりを見渡すと日本人は、ほとんど見かける事がなかった。これからのビール好きの日本人に異国ドイツのオクトーバー・フェストの楽しみ方と行き方についてそして、気をつけなければ行けない注意事項を交えながら旅の日記を紹介しよう。もし、このページを拝見した人々でビール好きの人がいたならば、ぜひ、ミューヘンを訪れないと人生後悔しますので行動に移してください。しかし、気をつけて!!
ミューヘンへ中央駅に電車で到着したら
A: とりあえず、ポケットに5マルク(300円)をいれ、駅構内にある、ビール屋台に飛び込もう。そして、そこで1杯、ほろ酔い気分になったところで、オクトオバー・フェストの会場に向かおう。駅正面を出て南(右)に進路を取り3分、交差点で右を見て、大きな教会が見えたらその教会めがけて右折、そのときガイドブックに書いてある地下鉄を使い現地に向かうと書いてあるが、それはやめよう、なるべく日のあたる表通りを歩こう、地下鉄を使うほどの距離ではない。日本人の行けない事はマニュアルどおり行動する事であり、それは、時には裏目に出ることがよくある。
ミューヘンへ飛行機で到着したら
A: ドイツの電車に乗ってみよう、とりあえず、地下鉄の看板がすぐ目に入るので、それに添って、S8番の電車に乗りセントラル駅(Hauptahahnhoh)まで45分,15マルク(約800円)でミューヘン中央駅に到着する。わからない事があったら、ノートにオクトーバ、フェストと書き身近の人にたずねよう。おそらく親切に教えてくれる。EUユーレールパスやジャーマンレイルパスを持っている人はただで乗れる。
オクトーバーフェストの横にある、セイント・ポール教会(St-Paul Kirche)
バイエルン地方・ミューヘン
大二次世界大戦では実に66回もの空爆を受け、ミューヘンの街は壊滅的な打撃を受けたが戦後見事に再建された。1972年のミューヘンオリンピックをきっかけに地下鉄や歩行者天国などが整備され,名車、BMWの本拠もこの町にある。現在たんなる古都であるにとどまらず、ドイツの経済を引っ張る大都市である。
世界中から6万5000人の酔っ払いが集まった会場
<今世紀最後のオクトーバーフェストに参加したブロー>
*レーベンブロイ 創業1383年、日本でもおなじみ、吼えるライオンのラベルが目印。日本ではアサヒビールがライセンス醸造を行っている。 *シュパーテンブロイ アンモニア冷凍機を導入し、ドイツ醸造界の先駆者、デンマークのカールスバーグはこの会社の醸造技術を用いた事は有名。 *ホーホブロイ かつてバイエルン王室のご用達醸造所だった。
*アウグスティーナ 小規模ながら地元のビール通には人気のあるブロー *プショール 1422年創業まだ日本にっはなじみの薄いビール、最近日本に輸入されるようになった。 *ポルナーブロー 地元のアダルトに絶大な人気を誇るブリュワリー
以上ミューヘンの6社のブローが広大な天幕を張り世界最大のビアホールが造られイソップスタイルの民族衣装を着た楽器生演奏と伝統の製法で造られるビールに酔いしれるのである。さあ!!みんなで、ビアホールに入ってみよう