<日本酒試飲会 IN バンガロー村商店街>
空前のワインブームでにぎわう今日の日本列島、それとは対象に消費が落ち込む傾向にある日本の伝統品“日本酒”、この悲しい現実に歯止めをかけるため、日本酒6升を持ち単独オーストラリア,シドニーに飛び試飲会を行なってみた。
オーストラリアには、日本酒の持ち込みが2gと制限されており、持ち込みがかなり厳しが、税関にて正直に1升瓶6本(10.8g)持ち込む事を申告、驚く事に簡単に規則に反しているにも関わらず通してくれるではないか。このような日本酒PRにプラスに傾いた、ブリスベーン空港から車を走らせる事2時間、人口1000人弱の小さなバンガロー村にたどり着いた。
単独で試飲会を行なったバンガロー村
いざ試飲会、相武台南口商店会の半てん、芸者の前掛けをかけ、いざ!!出陣
試飲に用いた日本酒
丹沢山 純米吟醸 (神奈川県・山北町)
(香り高き、芳醇な旨みある酒)
菊勇 端麗辛口 本醸造 (神奈川県・伊勢原市)
(飲みやすい端麗辛口)
丹沢ほまれ 三造酒 (神奈川県厚木市)(濃厚な昔ながらの甘口)
バンガロー村の商店街には日本酒のぜひ一杯の日本酒を味わおうと紙コップを持参して列を作る人々。
アンケート調査
今回、70人のオーストラリア人を対象に味の異なる対象的な酒をアンケート調査したところ。50パーセント以上が、軽くて飲みやすい、菊勇(端麗辛口本醸造)を指示していました。次に、高品質の丹沢山(純米吟醸)、最後に甘口でべとつきのある丹沢ほまれ(普通酒)の順となりました。
熱いオーストラリアでは、香り旨みよりも飲みやすい端麗タイプの酒が好まれる事がこの調査でわかりました。やはり最下位はべとつきある普通酒丹沢ほまれであったことは、予想とおりでした。
2001年3月にフランス・パリで同じような単独試飲会を行いましたが、結果は驚きの展開となりました。
日本酒の試飲会のために場所を提供してくれたアイスクリーム屋のパトリックのお母さん
Thank you very much!!