8月14日(月)
日頃、市民の方々から色々な相談を受ける中
先週末、在日米陸軍の方から、今までないような、ご相談をお受けしました。
その相談とは、アメリカの自宅にある2本の「日本刀」
この日本刀を、日本の遺族の方に返納したいというので
探すことはできるかとの相談でした。
木札には、愛媛県松山市の住所と所有者の名前も書かれており
早速、愛媛県松山市の文化財保護関係の事務所へ連絡をとりました。
日本刀などの所有者は、戦後、昭和26年から定められた公共事務所に
法律で申請しなければなっておらず、その申請の有無を確認したが
木札の名義において申請がだされておらず
おそらく住所も現在存在しない町名が書かれている事から
松山市が制定された明治22年から終戦を迎えた昭和20年の間に
アメリカに流れたものではと推測できる。
現在、愛媛県松山市の地元の方に連絡をとり
日本刀に関する親族を探すために協力を頂いております。
アメリカから、座間を中継して 愛媛県の松山市に
日本刀を所有していた遺族が見つかるのか?
異国アメリカの方の小さな相談、
遺物は、ネットでも検索できない住所、
個人情報で閉ざされた行政では困難な中
無い頭を使い
人間関係を通じて、捜索してみたいと思います。
(写真 日本刀に鐔部に吊るされた木札)