座間駐屯地を視察(企画総務常任委員会)

2017-07-31

7月31日(土) 神奈川県座間市

本日は、防衛省南関東防衛局を訪問後、

陸上自衛隊が駐屯する「座間駐屯地」を視察させて頂きました。

この駐屯地の歴史は、日中戦争(昭和12年)が始まった年にさかのぼり

当時、昭和天皇が命名した「相武台」と呼ばれる「陸軍士官学校」があり

終戦後、米陸軍が駐留し「キャンプ座間」となり

昭和46年、陸上自衛隊の施設大隊その後「施設群」の駐屯により日米合同使用となり

最近までは、東京都練馬区にある「朝霞駐屯地」座間市にある「座間分屯地」とよばれていましたが、

平成25年、災害をはじめ国内外の各種事態に即応する、

中央即応集団(CRF)司令部の移転に伴い、「座間分屯地」から「座間駐屯地」に改名されました。

現在、座間駐屯地は、相模原市と座間市にまたがる形で、約590人が

災害、および非常時に備えて任務にあたっています。

今回、座間駐屯地司令 愛知県出身の豊田真駐屯地司令のお話しを

忙しいなか時間を調整して頂きお聞きすることができました。

今日、防衛大臣の辞任問題他、マスコミが騒がしい中、

椅子に深く腰を据え、

現場主義の精神、組織を統一、士気を高め事務仕事にあたる!

更に複雑な政治が絡んでくる中、

一度に多くの問題を抱えながらも並行して任務にあたり

決して政治や、マスコミの報道に動揺することない風格を持ち備えた

豊田座間駐屯地司令の姿がそこにありました。

幕僚長、駐屯地司令の職務に当たる者は、

災害、防衛の知識はもちろん、政治も、マスコミの動きも興味をもち熟知してる方が多いのも特徴である。

最後に、座間駐屯地には、陸軍士官学校時代からの文化的な遺産が残っており

遺産を通じて、多くの方に平和を感じて頂きたいという事を呟いていました。

(写真 陸軍士官学校の石碑 座間駐屯地)

陸軍士官学校の石碑「相武台」