海軍の歴史を重んじる広島県呉市視察

2014-05-16

5月16日(金) 広島県呉市

カキの養殖で有名な人口20万人強の特例市、広島県呉市は、造船場と海軍の歴史をもつ港町である。今回の短期間の滞在中、110周年を迎える呉市おにて、明治から昭和にかけての海軍と造船、呉市の歴史から始まり、今日に至るまでの海上自衛隊と関係と取組み他、国からの基地交付金の種類や金額などの説明をうけ、

座間市と比較し今後活かせるものを模索した。

また快晴の青空のもと、海上自衛隊駐屯地にて、機雷の処理に長く活躍した掃海艇「いえしま」の退艦式「自衛艦旗返納行事」また新しく着港する掃海艇「くめじま」の入港歓迎行事に参列した。

掃海艇とは、日本周辺にまだ残る海の地雷ともいわれる「機雷」を処理する艦艇のことで、命がけで日本周辺の海域の安全を守っている。

海を守る海上自衛隊は大きく5つ 神奈川県横須賀、ここ広島県呉、北は青森県大湊、京都府舞鶴、そして九州の佐世保を主として日本の海の安全を海上自衛官がっている。

呉市の朝は日の出とともに、まだ成人に満たしていない海上自衛官の基本教練の掛け声がこだましているのは、遠い昔も今も変わっていない。

(写真 早朝の教育隊基本教練、支援艦くろべ船内食堂で説明する川口艦長、いえしま戴冠式、くめじま入校式)