5月15日(木)
平成18年、米軍「再編実施のための日米のロードマップ」において政府により提起された、厚木飛行場に配備されている横須賀港を母港とするジョージ・ワシントン空母艦載機(約59機)部隊を山口県岩国基地へ移転するという計画にて。
平成24年移転完了をすうはずであったが、乗組員や関係者を受け入れる米軍宿舎の建設が大幅に遅れているという理由にて3年先に先送りされている。
この状況を現地で確かめた。岩国飛行場は、軍民共用、米軍管理のもと海上自衛隊、ANA(全日空)が共同使用で利用しており、騒音対策のため2010年に海上を埋め立て2440mの新滑走路を新設している。
岩国飛行場の北部に位置する愛宕地区(あたご)の宿舎建設現場約28haはさらし状態にて、米軍人及び家族を受け入れるための環境は大幅に遅れている。
この先の動向を見守り報告していきたいと思う。
(写真 車内からの岩国基地と飛行場、 建設が進まない米軍宿舎予定地(愛宕山地区))